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「サウスチャイナモーニングポスト紙」にトップインタビュー掲載
2020-10-30
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2020年10月30日付「サウスチャイナモーニングポスト紙」の日本企業特集に、弊社社長 春日のインタビューが掲載されました。

NiKKi Fron revolutionises production processes for high-performance plastic | South China Morning Post

<日本語訳>

NiKKi Fronは機能樹脂製品の生産工程に革新性をもたらす

 

NiKKi Fronは、120年以上にわたっての革新と品質のレガシーを継承し、スーパーエンジニアリングプラスチックの世界有数のメーカーとして生まれ変わろうとしています。 同社は、成長を続けるアジアの顧客に、半導体ウェーハの洗浄に使用されるフッ素樹脂、クラッチフェーシング用の繊維強化プラスチック、および射出成形機において、画期的な技術を提供しています。

「私たちは、革新的な材料技術をもって、石油、化学薬品、医療、自動車、発電、半導体産業、各業界の顧客ニーズに答え続けています」「精度・生産性・コスト力の観点から、生産の枠組みを大幅に強化しています」と春日孝之社長は述べています。

高温環境かつ強力な薬品に耐えるために、緻密に設計されたフッ素樹脂製品がウェーハ洗浄工程で使用されています。

NiKKi Fronは、精密な製造技術により、500mmを超える複雑な形状のフッ素樹脂製チャンバーを造るという独自の能力を誇っています。半導体製造装置のリーディングカンパニーの期待に答えるため、同社は昨年10月台風19号による洪水の被害を受けたにも関わらず、最先端のフッ素樹脂製品工程を12月日本に完成させました。最新鋭の工場では、第4次産業革命を迎えるべくIoT、AI、自働化などの技術を取り入れています。被災の経験、そして新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サプライチェーンを強靭化するため、今年は新たにフッ素樹脂製品の生産工程をタイに立ち上げます。

成功を収めているパキスタン市場に続き、成長を続ける東南アジアや南アジアの顧客へ製品供給を行うため、タイにクラッチフェーシングの素材工場を立ち上げ、また戦略的な営業拠点をホーチミンに置きました。新しい工場の効率化が図られた製造工程では、樹脂、ゴムそしてガラス繊維を複合化し、世界のマーケットに対応したクラッチフェーシングが製造されます。

このNiKKi Fronのイニシアチブは、マニュアル自動車が使用され続けるアジア各国で拡大する再販市場のビジネス機会に答えるものです。「海外拠点を有効活用し、南アジア・東南アジア市場で新しいドアが開かれる事を期待します」「私たちは、最高の生産工程を提供し続け、信頼のおける販売パートナーを迎え入れたいと思います」と春日社長は述べています。

サウスチャイナモーニングポストは、1903年に創刊された歴史のある香港の日刊英字新聞であり、アジア各国の経営者、ビジネスエグゼクティブ、学術関係者等に幅広く購読されております。

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