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米雑誌『Newsweek』にトップインタビュー掲載
2021-08-13
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世界で約2,500万人の読者を持つ米国を代表する経済紙 NEWSWEEK INTERNATIONAL (ニューズウィーク国際版)(2021.08.13)の日本のモノづくり特集 (The hidden yet indispensable value of monozukuri) において、弊社代表取締役社長 春日孝之のインタビュー内容が掲載されました。

『NiKKi Fron updates Japan monozukuri with process innovation』と題され、弊社が考える日本のモノづくりの可能性や、成長市場である半導体製造や医療・医薬分野での役割、カーボンニュートラル時代に向けた取り組みについて紹介されております。

 

*インタビューの全文は英国通信社The Worldfolioのwebサイトに掲載されております。

http://www.theworldfolio.com/interviews/nikki-fron-updates-japan-monozukuri-with-process-innovation/4922/

<記事和訳>

NiKKi Fron:プロセスイノベーションで日本のものづくりをアップデート

日本の高品質なモノづくりは、世界に安心・安全・利便性を提供し、日々の生活を快適にすることを目指しています。その一方で、日本のメーカーが地域の競合他社と同等の価格を実現することも可能だと思います。例えば、海外拠点を活用したり、自動化やメカトロニクス、ロボットを導入したりすることで、コストを下げることができるでしょう。この分野において当社はここ数年で大きく進歩しました。

我々は職人技に頼っていた独自の高精度な技術の多くを自動化することができました。これにより、フッ素樹脂の製造における成形・加工技術が大きく革新されました。当社のフッ素樹脂製品は、主に半導体製造業界をターゲットとしています。同業他社と比較して、我々は成形・加工・溶接の一貫生産技術を強みとしています。日本の半導体製造装置メーカーは、最先端の技術で格別の存在感を示しており、そのメーカーに基幹部品を納入しているメーカーは、私たち中小企業を含めてほとんどが日本企業です。

2010年に設立したタイ工場では、フッ素樹脂製品の成形品と加工品の生産を開始しました。当社の四フッ化エチレン樹脂(以下PTFE)ダイヤフラムは、新型コロナの流行もあって、ワクチン製造ラインの主要部品として医療業界からの需要が高まっています。この需要に対応するため、当社は現在、タイでダイヤフラムの一貫工程を建設し、生産能力を強化しています。当社のPTFEダイヤフラムは、PTFEが本来持っている耐熱性や耐薬品性に加え、特殊な熱処理により柔軟性を持たせたユニークな性能を持っています。

また、自動車分野では、クラッチフェーシングを内蔵したハイブリッドAMTシステムの需要が高まっています。このシステムは、カーボンニュートラルなエネルギーへの移行の一環として、インドをはじめとする発展途上国での普及が期待されています。当社は、MTシステム用クラッチフェーシングにおいて南アジア、東南アジア全域の市場に展開しています。

今後5年間で、グループの経営資源を集約し、カーボンニュートラルな社会に貢献できる新規事業を立ち上げ、売上高5億円の上乗せを目指したいと思います。これは、「限られた資源を有効に活用する 」という当社の長年の企業理念に由来するもので、創業者である私の祖父が掲げ、今でも私たちの指針となっています。これからも、皆様のビジネスや生活をしっかりと下支えしていきたいと思います。

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